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1.頭部の粘土原型を製作。ライフマスクの上に化石の資料写真を参考に頭蓋骨の形を作り、復顔術(身元不明の白骨を復元する)の要領で肉付けして行きます。もちろん現存する猿や人の写真も参考にして彫塑します。原型が出来たら、モールドを象ります。ネガモールド(雌型)は、ポリエステル樹脂で作ります。
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2.モールドにフォームレイテックスを注入して成型。ペイントは皮膚が伸縮しても剥がれないゴム系の塗料を使用します。
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3.メカニカルマスクの構造。閉口状態。コア(頭蓋部分)は、FRP(ヘルメットなどの材料)製。あまり複雑な表情は要求されなかったので、メカもシンプル。
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4.メカニカルマスクの構造。開口状態。顎と連動して唇も動きます。
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5.植毛されたマスク。生え際は植毛針で一本ずつ毛を生えています。
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6.ボディスーツ。マッスルスーツ(肉襦袢)とヘアスーツ(毛皮)の二層構造。着るととても暑いです。
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7.完成。全身。
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8.閉口状態。
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9.開口状態。
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10.作者自ら猿人を演じました。ロケに行ったり、ブルーバックの前で木からぶら下がったり、大変でした。
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